最近ではコロナの自粛ムードも落ち着き、会社内の制限が緩んできたところも多いかと思います。そんなときに良く聞くのが飲み会です。「コロナが落ち着いてきたから会社内で飲み会を行おう!」と誘われる方も多いのではないでしょうか。
しかし会社の飲み会では「定時後に参加しなくてはならない」「なのに費用はかかる」「上司に気を使ったり空気を読んだりしなくてはならない」「会社内の人と仕事終わりも過ごしたくない」「コロナの感染予防のためにも行きたくない」「お酒を飲むことが好きではない」「正直楽しめない」などの理由で行きたくないと思う方も多いものです。
とはいえ誘う側の上司も人間です。飲み会を誘うのも「親睦を深めるために」「普段は言いづらいことも聞くために」と社員のことを想って企画することも多いので、素直に「飲み会が嫌なので行きたくないです!」と伝えてしまうと仕事上の人間関係に支障をきたしかねません。
そこでこちらのコラムでは、角をたたせずに飲み会を断るための方法を中心に解説をしていきます。ぜひ飲み会に誘われたときには参考にしてみてください。
飲み会の断り文句一覧
飲み会を断る際に最も大切になるのは、断る理由付けです。飲み会を断るときの理由には様々なものがありますが、適当に断ってしまうと結局連れ出されてしまったり、次回も誘われてより断りづらくなってしまったりと、逆効果になってしまうリスクもあります。そのため自分の意向や環境、職場の社風に合った理由付けをすることが大事です。
こちらでは、飲み会の断り文句を紹介します。それぞれ使い分けが必要になるため、自分に合ったものをぜひご活用ください。
健康面を理由に断る
「今日は体調が優れないから」
お酒を飲むと体調が悪化するから、大事にして早めに帰ると告げましょう。体調が悪い中むりやり飲み会に連れて行こうとするケースはほぼありません。
「お酒は今控えているから」
お酒の飲みすぎは健康によくないとされています。それにあやかり、健康のことを考えてお酒の場を控えていると断るのも一つの手になります。
「コロナの予防で今飲み会は控えているから」
コロナの感染予防として飲み会を禁止している会社も多いです。家庭がある方であれば、「配偶者の会社が飲み会を避けるようにと決まっているところでして……」と言ってみたり、「もっとコロナが落ち着くまで飲み会は控えていまして……」と感染予防として断るとよいです。
苦手なものを理由に断る
「大勢の人がいる飲み会が苦手だから」
自分の性格上飲み会が苦手だと断る方法です。働く社員を尊重してくれる会社であれば、飲み会のあり方を見直してくれるきっかけにもなるでしょう。
反対に「予定がなければ飲み会に参加するのは社会人の義務だ」と考えるような社風の職場であれば、反感を買ってしまう可能性もあります。職場に応じて使い分けるとよいでしょう。
「お酒自体が苦手だから」
お酒が苦手な方は多いものです。そのためお酒が苦手だということにして、飲み会を断るのもよいでしょう。社員を大事にしている職場であれば、「じゃあお昼ご飯でも行こうね」となって、飲み会を免れることができます。
しかし友人と飲んでいるときにうっかり会社の人に見つかってしまって大変なことになったり、「じゃあ料理だけ食べてればいいよ!」となって連れ出されてしまうリスクがある点は注意しておきましょう。
都合がつかないことを理由に断る
「その日は予定が入っているから」
スケジュール的な問題で参加できないことを理由にします。しかし友人と遊ぶ予定などを理由に断ると、「じゃあ別日にしようか!」と次回も誘われる可能性が高いです。毎回同じ理由で断りを入れると「ただ単に飲み会に来たくないだけなんじゃ?」と疑われてしまう可能性があります。
そのため資格の勉強や習い事の時間などで理由付けをすると、長期的に飲み会を避けることができるでしょう。「仕事がたまっているから」
仕事がたまっており、片づけなければいけないことを口実に断ります。仕事熱心が故の断り文句になるため、相手も何も言えなくなります。仕事が忙しいときには使えるため、ぜひご活用ください。
家を理由に断る
「家庭の事情があるから」
家庭があるから早めに帰宅をしなくてはならない、子どもがまだ小さいから早く帰ってあげたい、など家族を理由に断る方法です。ワークライフバランスを尊重してくれる職場であれば、角を立てずに長期的に飲み会をパスすることが可能でしょう。
しかし飲み会に最低限は参加をしておきたいというときは、あらかじめ「家庭の都合で年〇回までなら行ってよいというルールがある」と事前共有をしておくことで、出席したい飲み会には参加できるようにしておくのもよいでしょう。
「お金が今ないから」
「奨学金や家のローンの返済などでやり繰りに手一杯」や、「今後車を購入予定のためお金を溜める必要がある」など、お金を理由に断ります。
場合によっては「上司が奢るから参加をしよう」と言われてしまったり、「貯蓄能力がない人なのでは?」と社会人として評価が下がってしまったりするリスクもあります。こちらも会社に応じて理由の使い分けをしましょう。
「家が遠いから」
飲み会の開催場所や会社から家が遠い方は、距離が遠いことを理由に断るのもありです。この断り文句であれば、長期的に飲み会を断り続けることも可能でしょう。家が遠い方はぜひ使ってみてください。
飲み会を断るときのポイント
上記のフレーズを参考に断りを入れれば、上司も理由に納得がいくはずです。ただほかにも、断る際には注意を入れておくべきポイントがあります。そこでこちらでは、断る際に注意をするべき点を説明していきます。
【ポイント1】断る際には、感謝と謝罪を述べる
飲み会の誘いに対して「〇〇のため参加できません」と理由と結論だけで断りを入れてしまうと、誘った側も断られたことだけが印象に残り悲しい気持ちになってしまいます。そこで断る際には、誘ってくれたことに対する感謝と謝罪を伝えるようにしましょう。
話の流れとしては、「お誘いありがとうございます(感謝)。しかし〇〇という理由があるため、今回は参加を控えさせて頂きます(理由と結論)。せっかくお誘い頂いたのに申し訳ありません(謝罪)」のように話すと丁寧です。
毎回飲み会出席するのは嫌だけどたまにくらいならいいかな……という方であれば、最後に「また次タイミングが合えばぜひ参加させてください」などと付け加えておくと完璧です。
【ポイント2】ドタキャンは控える
飲み会を断るのは、基本的に誘いがあったタイミングにしましょう。誘いを保留にしたまま飲み会前日で断ったり、参加の旨を伝えておきながら「やっぱり行けない」とドタキャンをしてしまうと、せっかく丁寧に断りを入れたとしても台無しになってしまいます。
会社のような大人数の飲み会だと、事前に幹事の方がお店に予約をとっています。予約の際に人数も含めて席取りやコースのオーダーもしているため、人数に変動があると幹事の方やお店に迷惑がかかってしまいます。理由が納得感のあるものではあっても、迷惑がかかってしまうと良い気はしませんので、ドタキャンはしないように心がけると良いです。
飲み会に行きたくない・・・そんなときの対処法
飲み会の文化は会社によって異なります。会社によっては断ろうにも無理やり連れていかれたり、飲み会に参加しないことで周囲から嫌な言葉を投げかけられたりする職場もあるのが実情です。どうしようもないと感じたときには、転職をするのも一つの選択です。
飲み会を強制される職場も確かにありますが、似た労働条件で、飲み会も個人の自由として尊重してくれる職場もあります。現在の職場に悩まされているのであれば、退職して新しい職場で心機一転してみましょう。
しかし転職が初めてという方は、そもそも転職のイメージがつかない人も少なくないのではないでしょうか。そんなときには転職サービスに申し込んでみることをオススメします。
転職サービスとは?
転職サービスとは、人材紹介会社が行っている転職斡旋のサービスになります。転職サービスに登録することでキャリアアドバイザーと呼ばれる転職サポーターがつき、自分に合った求人紹介や紹介先企業との選考の調整をしてくれます。自分の希望や現職の状況を踏まえて求人の選定をしてくれるため、自分で一から求人を探すよりも効率的に転職先を探すことができるでしょう。
転職斡旋とは言ってもあくまで転職先を決定するのは自分自身になるので、転職をするかどうかを迷っている人も情報収集のために登録する人が多いです。少しでも転職を検討するのであれば、一度登録して試しにキャリアアドバイザーと話をしてみるだけでもよいでしょう。
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でも退職するのが難しそう……
転職をする際の一番の難関といっても過言ではないのが、現職への退職交渉です。職場によっては強い引き留めにあい、簡単には退職させてくれません。結局退職が出来ず、風当たりだけが強くなる……ということもあるのです。
しかし最近ではどうにか退職したいというニーズに応えて、退職代行サービスというサービスがあります。退職代行サービスとは、自身に代わって退職の手続きを代行してくれるものです。
退職代行サービスを使えば、職場の上司と直接やり取りをすることもなく、代わりに退職の手続きをしてくれるでしょう。「退職を申し出ても上司が許可をしてくれない」「上司とやり取りをするのが嫌だ」という場合は一度検討してみても良いかもしれません。
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飲み会を強制されづらい職場とは?
どうせ転職をするのであれば、現職で抱えていた悩みを解消できる職場へ転職したいものです。飲み会文化が嫌であれば、次の転職先は飲み会文化がないところへ転職したいものです。
飲み会文化が薄い企業といえば、在宅ワークが主流となっている会社です。在宅ワークが主流の会社であれば基本的に外でわざわざ会う機会を設けることも少ないため、「仕事終わりにどこかに飲みに行こう」となることもありません。
またほかにもフリーランスで在宅勤務をするという手もあります。自分で勉強をする必要は出てきますが、在宅ワークができたり自分で自由に仕事をすることもできます。例えばプログラマーであれば家での勤務でも基本的に完結するため、一度プログラミングの勉強をしてみるのもよいでしょう。
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まとめ
最近では飲み会を再開する会社もしばしば出てきました。飲み会は3000〜5000円程お金もかかり、かつプライベートの時間も奪われます。
参加しても周囲に気を配ったりと、ストレス解消どころか逆に蓄積されてしまうことも多々あるため、「飲み会に行きたくない」「飲み会の断り方が知りたい」と感じる方も多いでしょう。
とはいえ迂闊に飲み会を断ると、「人間関係を大切にしない人なんだろうか」「飲み会も仕事の一部だろう」と思われかねません。そうすると、会社内での自身の評価にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため飲み会を断るときには、理由や断り方に気を付けておくことが大事です。
断る理由としては、健康面や家庭面、自分自身が飲み会が苦手など様々あります。自分に合った断り方をするとよいです。
ただし断るときは、併せて御礼や謝罪を伝えることを忘れないようにしましょう。また直前のドタキャンも迷惑がかかってしまうため、控えた方がよいです。
しかし社風によっては飲み会文化が強く根付いており、強制されてしまうような職場もあるでしょう。そんなときは転職を考えるのもよいです。
最近では効率的に転職活動ができる転職サービスであったり、上司と退職のやり取りをしてくれる退職代行サービスもあったりします。このようなサービスを活用して、飲み会文化がない在宅ワークができる環境で勤めるのもよいです。
特にプログラミングを勉強してフリーランスになれば、会社に縛られることもなく悠々自適に仕事をすることもできます。せっかくの機会なので、自分の理想的な職場探しをしてみるのもよいですね。